在宅医療の一日 祐ホームクリニック ダイアリー
DIARY Day1
・法人全体の朝会と理事長のお話
・経営会議や各部門長の会議
・訪問診療のほか、往診の調整など
休み明けは法人全体を通した遠隔ミーティングや、休み中の申し送りを受けた往診の調整が多く、院内・院外ともに臨機応変な対応が必要です。
祐ホームクリニックでは在宅医療連携部が丁寧に情報を確認し、往診が必要かどうか、緊急性はどうかなど詳しくヒヤリングを行い、医師が診療に集中できるような仕組みをとっています。
(在宅医療連携部Kさん)
DIARY Day2
・グループホームへの訪問診療
・緊急往診でお看取り
有料老人ホームやグループホームなど一カ所で複数の患者さんを診療する時は、カルテのディクテーションを行います。クリニックに戻ってから修正・追記を行い、医師は空いた時間を他部門とのコミュニケーションにあて情報共有を図っています。
(医師部Hさん)
DIARY Day3
・症例カンファレンスや部門ごとのミーティング
医師部・在宅医療連携部中心にクリニックを横断した症例カンファレンスや勉強会を週2回診療前に行っています。
そのほかに医師部・在宅医療連携部・診療アシスタント部・事務部それぞれで情報共有や問題解決のためのミーティングや勉強会を週1回設けています。地理的に離れているため他のクリニックはどうしているのか聞きにくかったことも、勉強会という場があるので遠慮なく質問でき、法人内すべてのクリニックの知識レベルを一定に保つことができています。
(事務部Aさん)
DIARY Day4
・退院カンファレンス/事前面談/初診など
 新規患者さんの対応
地域の急性期病院やケアマネジャーさん、訪問看護師さんからの新患依頼。受け入れをスムーズに行なうため、基本は在宅医療連携部が中心となって依頼を受けます。
新患依頼があったら、在宅医療連携部と患者さんとの事前面談を調整・実施し、初診まで問題なく入ることができるような下地づくりを行います。
(在宅医療連携部Nさん)
DIARY Day5
・訪問診療中心の日
訪問ルートや持参する物品のチェックを前日に行い、朝いつでも診療に出られるように準備しておきます。診療アシスタントは、医師と一緒に患者さんのご自宅に入るので、表情や動作でできるだけポジティブな雰囲気を作ることを心がけています。医師、患者さんとご家族、関係する医療介護事業者さんとの情報共有がうまくいくように、それ以上に患者さんが安心できるように心がけてコミュニケーションをとっています。
関わっていた患者さんが亡くなられた後、ご家族からお手紙をもらいました。「(私)のおかげで母は安心して住み慣れた自宅での生活を送れたのだと思います」と書いてあり、患者さんに安心してもらえたことに感激しました、人生の終末期に寄り添うこの仕事の意義を感じました。
(診療アシスタント部Hさん)
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